1 | crystal-roger

私は、66歳の主婦です。
夫とふたりで、特に不自由なく穏やかな生活を送っていました。

子供たちは独立しましたが、たまに孫をつれて遊びにきてくれたり、
毎週のビデオ通話も何よりの楽しみ。

そんな日常が、ある日突然崩れ去るとは思いもしませんでした。

ある日、一通の郵便物が届きました。

「なんだろう？」と思いながら、封を開けると、中には書類が数枚。
内容を見た瞬間、言葉を失いました。

封筒の中身は、連帯保証人として支払いを催促されるものだったのです。

その額、1000万円…

私の脳裏には、数ヶ月前の出来事が蘇ってきました。

親友からの頼みで、連帯保証人になることを承諾したあの日。

「ちょっとだけ保証人になって欲しい」と言われ、私は戸惑いながらも、
「サインするだけ。絶対迷惑はかけないから」との言葉を信じました。

しかし、その親友が突然行方不明になり、
連帯保証人としての責任が、私に降りかかってくることになるなんて…

この親友は、私たち夫婦にとって、とても大切な存在でした。

そんな彼女からの頼みを断ることはできず、信じて承諾したのに…
その結果がこれだとは。

手元の書類を再度見つめると、そこには厳しい言葉が並んでいました。

支払い期限、利息、そして遅延損害金

これらの言葉が、まるで私の未来を奪い去るかのようで…。
心の中で、恐怖と不安が渦巻き、どうしていいかわからなくなってしまいました。

突然、多額の借金を背負うことになり、私の生活は一瞬で暗転。

その日から年金と夫のアルバイト代のほとんどを借金返済に充てるようになり、
食費も切り詰めざるを得ず、家賃の支払いが滞り、電気やガスの料金も滞納寸前。

生活は悪化の一途をたどっていきました。

特に、夫との間には、経済的なストレスが重くのしかかり、
言い争いが増えていきました。

「どうしてこんなことになったのか」と互いに責め合う日々。

孤独感が募る中、友人にも相談できず、ますます追い込まれていき
ついには、息子との関係も悪化し、絶縁状態に。

息子は、連帯保証人になったバカな母親を怒鳴り、
呆れて連絡を絶ってしまったのです。

多額の借金返済の上、夫・息子との関係もくずれていき、
どん底の生活に苦しむ日々が続きました。

「もう死んでしまいたい…」

そんなある日、友人から
「金運占いで人生が変わった」という話を聞きました。

彼女は目を輝かせながら、
「本当に信じられないことが起こったのよ。
占いの後、まさかの大金を手に入れたの！」

自分の体験を語り始めました。

私は「占いで大金？信じられない」と思い、友人に伝えると、

「でも、こんな口コミもあるわよ」と言いながら携帯を取り出しました。
画面には、実際に占った人の数多くの口コミ。

口コミには、金運占いがきっかけで副収入を得たとか、
思わぬ遺産が入ったという体験談がたくさん載っていました。

すごい！！と思う反面「本当にそんなことがあるの…？」と思い、
友人に「やっぱり怪しいからやめておく」と伝えました。

しかし数日後、気になって仕方がなくなり、占いサイトを開いてみることに。
サイトには「金運干支占い」の文字。

正直、占いなんて信じていませんでしたが、もはや何か手立てがほしい状況。

無料で占ってもらえるならと、試してみることにしました。

数分待つと、このようなアドバイスが送られてきたのです！

最初は「ばかばかしい」と思いました。

ただ、もう何も失うものはないと感じていた私は、
アドバイスを信じて行動に移すことにしました。

数日後、黄色の小物を身につけ、宝くじ売り場へ行き、
心のどこかで期待を抱きながら、運試しの気持ちで宝くじを購入。

そして、運命の抽選日。

「う・・嘘でしょ…」
結果を確認すると、なんと私の番号が！！

信じられない思いで、なんどもなんども確認しました。
確かに、１等の大当たりを引き当てたのです。

驚きと、借金地獄から抜け出せる嬉しさで涙が止まりませんでした。

当選金を使って、まずは借金を全て返済。

次に、夫との関係を修復するために旅行を計画、
再び絆を深めることができました。

絶縁状態になってしまった息子にも連絡を取り、借金を返済したことを伝えると、
とても喜んでくれて、また孫をつれて遊びに来てくれるように。

穏やかな生活を取り戻すことができたのです。

その後、金運占いで「料理に関わることで運気がアップする」とアドバイスを
もらったことを思い出しました。

借金を返済した残りの当選金を元に、自宅で料理教室を開くことを決意。
私の得意料理を教えることで、楽しみながら、
さらに収入を得られると思ったのです。

口コミで広まり、生徒がどんどん増えていきました！